第10回とかち体感ツアー
2004年2月19日〜22日の日程で、第10回目のとかち体感ツアーを実施しました。
参加者
視覚障害者・・7名(大阪からの参加者5名、東京からの参加者2名)
点字図書館職員・・5名
その他、大勢の外部スタッフのかたに協力していただきました。
2月19日
スノーモービル
お昼前に視覚障害者のかた、そして外部のスタッフのかた達と、とかち帯広空港で合流。
その後、まずは空港から車で10分くらいの場所にある、広大な畑をお借りしてスノーモービルを体験してきました。
視覚障害者のかたとスタッフがペアを組み、そのペアでスノーモービルに乗りました。
ペアで乗ることによって視覚障害者のかたでも運転が可能になり、また運転が怖いと言う方も、スタッフの後ろに座って、スノーモービルならではの爽快感・スピード感・スリルを味わうことができました。ある参加者のかたは50キロもスピードを出して運転していました。すごかったです・・・・。
ジンギスカン(昼食)
スノーモービルの後は、帯広の中心部にある「平和園」さんで北海道の名物であるジンギスカンを堪能。
ジンギスカンを食べつつ、自己紹介や雑談をして交流を深めました。
お土産購入
ジンギスカンでお腹いっぱいになったところで、宿泊先のホテルへ移動し1時間くらい休憩。
休憩後は帯広に本店のある「六花亭」さんに移動して、家族や友人のためにお土産のお菓子を購入。
カニづくし(夕食)
この日の夕食は帯広の中心部にある「かに大将」さんでカニ料理のフルコース。
実は昼食を食べ終えたのは15時だったのに、夕食の開始時間は18時。
なかなか辛い日程だったのにもかかわらず、みなさんお酒を飲みつつ、カニを思う存分食べていました。
この後カラオケに行き、1日目は終了しました。
2月20日
氷上釣り大会
2日目の午前中は豊頃町(帯広市から西へ40キロくらい)を流れている十勝川河口付近の上で氷上釣り大会を行いました。
「川の上」と言うのはどういうことかと言いますと、この地域ではあまりの寒さのために川が凍ってしまっているのです。
釣りのやりかたとしては、ワカサギ釣りと同様、厚さが1mくらいある氷に穴を開けて釣り糸をたらすというもの。
ちなみに、ここで釣れるのは「チカ」と「キュウリ」という、
北海道以外のかたにはあまり馴染みのない魚です。
やはりここでもスノーモービルの時と同様に、視覚障害者のかたとスタッフで2人1組になり、制限時間内に何匹釣れるかを競いました(全7チーム)。
結果はと言いますと・・・。
1チームだけがチカを一匹釣っただけで、他の6チームは一匹も連れずに終了してしまいました。
釣り道具一式を準備していただいたスタッフのかたの話によると、たくさん釣れる日もあれば、全く釣れない日もあるそうです。
この日はたまたま釣れない日に当たってしまったのでしょう。
残念です。
ちなみに一匹釣って釣り大会に優勝したチームには賞品として写真立てを差し上げました。
本当は3位のチームまで賞品を用意していたのですが、該当チームがなかったためにジャンケンで勝ったチームに差し上げました。
そしてこの日の昼食は、スタッフの手作りおにぎり(中身は十勝の名産品・とうもろこし、空豆等)と北海道限定のカップラーメンを釣りの最中にいただきました。
白鳥観察
釣りが終わって帯広に戻る途中、音更町にある十勝川温泉に寄り道して白鳥を見てきました。
人が近寄っても逃げない白鳥に餌を与えたり、写真を一緒に撮ったりして楽しみました。
結婚式
ホテルで一休憩した後は、体感ツアーの常連参加者である松本義和さん・愛さんの結婚式が、幕別町にある「スノーフィールドカフェ」にて行われました。
結婚式のあとは、同じくこのお店で盛大なパーティーが開かれ、フレンチのフルコースをいただきながら、一人一言ずつ松本さん御夫妻にお祝いのメッセージを言って、二人を祝福してあげました。
2月21日
スキー
3日目のメインイベントはスキーです。
スキーの腕前が人それぞれだったために、上級者と初心者で別々のスキー場に行きました(上級者は新得町にあるサホロスキー場、初心者は芽室町にある嵐山スキー場)。
私はスキーを一度も経験したことがなかったため、嵐山スキー場班に同行しました。
全員が一度は滑ったことがあるかたたちだったために、初心者と言っても全然私よりうまく滑れていました。
午前は下の方で基礎的な練習を行い、午後からは2人ペアになって全員リフトを使って上から滑りました。
最初は久々だったためか感覚を掴めないで、うまく滑れない方が多かったのですが、午後になったら全員がスムーズに滑べれるようになっていました。
温泉・コテージ
スキーが終わった後はこの日の宿泊先である「しみず温泉フロイデ」に移動。
フロイデには温泉の他にコテージもあり、私たちはそのコテージを借りました。
この日の夕食はコテージでスタッフが作った料理を。シカ肉のステーキ、刺身、ちゃんちゃん焼きなどなど。
最後の夜と言う事もあり、食事のあとは温泉に入ったり、カラオケをしたりして、夜中2時すぎまで楽しみました。
2月22日
最終日であるこの日は特にイベントはなく、朝食後、雪の降りしきる中、みなさんをフロイデから空港へ送ってあげて、とかち体感ツアーは全日程を終了しました。
視覚障害者の方が十勝の大自然の中で、それぞれの可能性を楽しみながら広げていく事、さらには私たちスタッフの「偏りのない心」の育成をはかることが、とかち体感ツアーの実施目的なのですが、この3泊4日という短い期間ではあったもの、その目的は十分に達成されたのではないかと思います。
最後になりますが、今回のとかち体感ツアーを実施するにあたり、たくさんのスタッフのかたがたのご協力をいただきました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。