ぴゅあマインドプログラム

目的:

 本プログラムでは、アイマスクをした自分自身の視覚喪失体験を通して内なる自分(心)について考え、またその体験からさまざまな気づきを得ることで、障害及び障害者への理解を深めていきます。また、目に見える外的な障害だけではなく、すべての人に存在する内的(心)な障害(偏見)を認識することにより、障害の有無を越えた自分自身並びに他人に対する理解を深めていく切っ掛けを作ります。同時に視覚障害者ガイドや点字に関する基礎知識も学びます。

対象: 学生(小学高学年以上) 企業 一般

所要時間: 1時間〜4時間

内容:
アイマスクをしての各種体験(時間によって内容は変わる)

点字の基礎  あいうえお・基本構成

講 議  障害者理解に対する心構え、偏見と差別、等

グループディスカッション 障害・偏見・差別

費用: 参加費 一人 2000円〜(資料、カラー点字プレート代)

活動歴: ( )内は開催地

学校等

 糠内中学校、中札内高校、上士幌ヤングボランティアゼミナール、北海道老人大学、第5中学校PTA、札幌YMCA専門学校、更別農業高校、帯広市PTA連合会ファミリームーブメント、帯広市高齢者学級、帯広第五中学校、帯広第三中学校、帯広土曜ヤングまちづくりボランティアスクール、帯広花園小学校、帯広東小学校、本別中学校、上士幌中学校、幕別中学校、下音更中学校、(以上、北海道内)

大船中学校福祉授業(鎌倉)、東京美容専門学校(東京)、ほか

企業等

ソニー生命大阪第2支社ボランティア講座(大阪)、日高支庁建築師会研修会(音更)、日高支庁建設業二世会勉強会(帯広)、住友海上火災保険社会貢献プログラム(東京)、キリンビール社会環境部体験プログラム(東京)、企業共同主催体験プログラム(札幌)、大和證券体験プログラム(帯広)、社団法人経済団体連合会2001年度親子プログラム(東京)、東京都中央区体験プログラム(東京)、東京7社合同研修会(東京)、ほか


日本経団連のホームページでも、ぴゅあマインドプログラムが紹介されています。

一般、その他

帯広JC、留萌JC、帯広ローターアクト、帯広市日曜セミナー、帯広市勤労者ボランティア講習会、帯広市社会福祉施設協議会初任者研修会、帯広市点字講座、音更鈴蘭Lクラブ、更別村ボランティア講座、十勝教育委員会研修会、大樹町点訳奉仕学級、中札内村村民大学、豊頃町点字講習会(以上、十勝管内)、中ノ島ワイズメンズクラブ(大阪)、大阪異業種交流会(大阪)、十四日会(大阪)、浄土宗青年部北海道ブロック(札幌)、ほか


健常者福祉プログラム

<「ぴゅあマインドプログラム」>

大量生産、大量消費を繰り返し、世界に類を見ない速さで成長を遂げた日本の中で、私たちは求めつづけてきたはずの「物質的な豊かさ」を確かに手にしました。しかし、社会そのものは、豊かさと反比例するように荒廃を続け、経済においても、政治においても、教育においても、これまで抱えつづけてきた問題が次々と顕在化し、さまざまな問題・事件を引き起こしています。

そして今、経済も政治も教育も、その問題の根本が「物質的な豊かさ」と引きかえに置き去りにしてきた「心」にあることに私たちは気づき始めました。

青少年が起こしているさまざまな事件。それらの事件もまた「心」の未熟さ、さらには「知識・身体」と「心」のバランスのくずれから発生しているのではないかと多くの人が考えています。

人間にとって最も大切な「心」。今、教育現場において、その「心」を育てていくための試みが数多く行われています。

当法人が行っている「ぴゅあマインドプログラム」もその一つです。このプログラムは視覚障害者の方々への情報提供を通して培ってきたさまざまなノウハウを集約した、自分自身の心を覗く切っ掛けを作るためのものです。

一方的に話を聞くのではなく、アイマスクを使い、見えないということを自分自身で実際に体験し、またその体験を通して考え、考えたことを自分なりに消化していくことによって気づきが生まれます。それを短時間に集中的に行う中で自分自身(心)を見つめなおす切っ掛けを作り、体験後に同じ経験をした者同士で会話し、また何らかの行動をすることでそれぞれの気づきを共有しながらさらにその幅と深さを広げていきます。

2時間から4時間程度のプログラムで全てのことを伝えることは不可能であり、また予め用意したものを詰め込んだとしてもそれは意味がありません。

参加者にとってこのプログラムはあくまでも「切っ掛け」であり、それぞれの中に「心を育てる」種を植えることです。その種から芽が出るのはいつになるのか。プログラム当日かもしれないし、数ヶ月後ということもあるでしょう。人によっては十数年後ということもあるかもしれません。しかし、まだ成長期にある子供はもちろん、情報が氾濫する今の社会の中で自分を見失いがちになっている社会人(大人)にとって、本プログラムの体験が自分を知る1つの切っ掛けになると考えています。

身体障害者の問題は、社会のさまざまな弱者に対する問題の象徴的なものとして捉えることができます。従って、本プログラムで行うアイマスクを使った視覚喪失の体験も、単に視覚障害の理解ではなく、「障害」全体に対する自分の意識と知識を覗くことであり、自分の心を見直すことにつながります。

 現在、本プログラムを応用した総合的な学習の時間のためのプログラム(小中学生用)を展開し、また社内コミュニケーションを深めることを目的とした企業研修プログラムとしても実施しています。